国際会計基準のデメリット
国際会計基準は国際的に用いられるルールであり、多くの国で適用されている信頼性の高い会計基準です。
しかし、適用に至るにはいくつかのデメリットもあるようです。
企業にとって最も心配とされるのが適用するには負担が大きいことです。
これまでは自国の会計基準を遵守していれば問題なかったものが、国際会計基準を採用することによって会計システムはおろか、経営自体のシステムを変更せねばならなくなることがあります。
そのせいか、比較的体力の小さい中小企業ではシステム変更に伴う負担が負いきれないケースがほとんどなのではと予測されます。
日本が未だ採用せずに入るのは、そのデメリットの影響に慎重な態度でいるからと言われています。
日本は全企業の内上場企業は少なく、中小企業がほとんどですから、適用するにはそれ相応の準備期間が必要とされます。
2015~16年には適用予定とはなっていますが、20013年の時点でどれくらいの企業が国際会計基準へのシステム対応出来ているかは判断が付きかねるでしょう。
また、グローバルな活動を展開している企業にとっては利便性の高い基準ではありますが、原則主義が敷かれ個々の事例を個別に判断していきます。
原則主義は細則主義にありがちな適用回避行為の回避が可能です。
ですが、反面高度な判断力が求められ、経理の場に置いて混乱が生じるのではという心配があります。
採用することでリスクを負う場合もあるようですから、国際会計基準についてしっかりと学んでいく必要があるでしょう。